不況が長引く日本において中国との取引を望んでいる中小企業・個人の方がおられます。
しかし、ビジネス習慣の違いから中国との取引を敬遠していませんか?
中国の人口は13億人、その中に日本の総人口1億3千万人に匹敵する富裕層が存在します。
購入者数が多ければビジネスチャンスも大きく広がります。
日本だけの販売に危機感を抱いていたり、アイディアや商品を持っているのに形にすることが出来ない中小企業様、個人様のご相談をお待ちしております。
日本で製作すると販売するまでに原価負けしてしまう。
中国に製造を頼みたいがどこから手をつけていいのか分からない。
中国との取引でトラブルが心配。
商品を作りたいけど作れない。
商社に相談したが数が纏まらないと相手にしてくれない。
販売するにも販売ルートがない。
今は大きな投資は出来ないが新規ビジネスにもチャレンジしたい。
このようなジレンマはありませんか?
そんなお客様の中国進出業務を全般的にサポートします。
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はじめまして、有限会社富創 代表取締役社長 小川 浩と申します。 私が中国との取引を始めたのは今から10年ほど前になります。 利益率が高いと聞き自動車中古車部品を香港に輸出したことがきっかけでした。 |
当初、輸出業務は驚くほど成功しました。
中国への輸出業務が3ヶ月ほど経過し現地人との信頼関係も築けてきたと勘違いしたときに事件がおきました。
こちらが送った部品に傷があると先方から指摘されたのです。
中古の部品なので傷があるのは当たり前、それは先方も重々承知の上で取引をしていました。
しかし、一方的に金額を決められ、商品代金を勝手に値下げされ送金されました。
納得がいかない私は国際電話で何度も説明を求めました。
(当時は料金の高い国際電話しか通信手段がありませんでした。)
その通信費だけでも膨大になりこのまま続ければ、経費倒れになると判断しその後の取引を停止することを決定しました。
その後、中国との取引はしないと決めていましたが、不動産会社社長から広告について相談を受けたことをきっかけにのめりこむことになります。
不動産会社社長から受けた相談は俗に言う「捨てカン」です。
当時、捨てカンは1枚240円、社長はどうにかしてこの経費を削減したいとおっしゃいました。
個人的な人脈を頼って安い看板業者を探しましたが劇的な経費削減になる金額は提示されませんでした。
「中国だったら安く作れるんだけどなー」
翌々日、私は上海にいました。
特に何のあてが、あるわけでもなく、中国語もほとんど出来ない状態でした。
看板を頼りに上海の街を見学も兼ねて歩きました。
多分看板を作っているであろう会社を見つけ、文字と絵、手振りをまぜて捨てカンの価格を聞きました。
1枚30円
コネもない私に提示された始めての価格でした。
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この後20数件の会社を訪ね歩き、現在の中国人パートナーである上海人「宋 国栄(ソウ コクエイ)」と出会うことになります。
彼は現在アメリカ国籍を取得しアメリカで住宅を購入、中国、アメリカ、日本でビジネス展開しています。 |
彼は日本で8年間日本語を勉強し、日本語検定1級を保有、日本人の気持ち、生活習慣をとてもよく理解してくれました。何より彼は日本のプリンと卵焼きが大好きな日本通でした。
単純に捨てカンといっても種類がたくさんあること。
外枠、紙の質、針金を通すのか通さないのか、こちらが望んでいることを全て彼は聞き出してくれ完全に望む商品となった時の価格が
1枚8円
日本到着でこの価格です。
すぐに不動産会社社長と連絡をとり、他の会社との共同注文でしたが20万枚を発注しました。
その後、捨てカンは法律によって禁止されてしまうことになるのですが700万枚の捨てカンを中国から輸入しました。
1枚232円の経費低減が図れたと考えるとなんと16億円もの節約になったのです。
今は、その時に知り合った 中国人 宋と上海に共同経営の形で小さなお店ですが喫茶店・「しょうらくいん」を出店し1ヶ月に1度訪中しています。
訪問するたび毎回が冒険です。ツアーでは味わえない上海もご案内できますので中国に興味がございましたらお気軽にご相談ください。
有限会社 富創
代表取締役社長 小川 浩